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積読の秋 stockpile to read

秋。
Autumn=収穫期、Fall=落ち葉の頃。
食欲、スポーツ、芸術、etc・・・

この季節から連想すること、色々ありますが。
読書の時間、私の中で大切なre-creation のひとときです。
そしてunpileのタイミング。

自宅の一角にあるこの山。
読みたい本、読んでない本、読んでは積んで、積んどかれたままのもあったり、まさに積読。
この裏にもずらーり。別のコーナーにもどっさり。

そして、寝室にも・・・^^;
居間の一角。この奥も、横にも・・・

出張に行かせていただく度
タスクを終えてほっとしながら過ごす、復路の空港。
リラックスした心持ちで、WH Smithなど書籍が列ぶ店に立寄って、出発までの時間を本選びに費やす。
それが至福の習慣になっています。
日本じゃ高い!洋書をついついアレコレ買い込んでしまうのですが・・・
大義名分(?)は、通訳のタマゴ仲間と定期的にしている英語の読書会のストック。

NHK国際研修室で通訳技術を学んでいた頃、
担当の先生が

「どうしても通訳、翻訳者は語彙力強化や知識増強のために、時事英語が満載な新聞雑誌などを読む傾向があるのですが、これは消費型の文章。一方、何世紀にも渡って残っている文学作品や出版されて長い間人の目に触れる小説、こうした継承型の文章には、それを読むことでしか鍛えられない表現力、art がある。プロで食べて行きたいなら、英字新聞と同じくらい、英語の本を読みなさい」

と、教わりました。

さらに、多言語訳されているものは、原書を必ず読み、言葉の置換に留まらない技術に触れて刺激を受けるべきとも。

その言葉がすごく刺激になり、気の合う同期で始めた読書会。
あれから5年かな?
今でも続いているのです。

初めての読書会での記念すべき一枚。課題本はPaulo CoelhoのBrida。

お互いに読みたい本、薦められた一冊、名著だけど読んだことがない作品、原作と訳書を比較したい文学など・・・を、持ち寄り、それぞれ読み進めてみて、気になる単語、表現、訳出に困った文章などを集まったときに話し合う、という、映画で見るような読書会とは少し?違うかな?という内容。

時に、ストーリーの解釈について語らったり、映画化されたものの感想をシェアしたり・・・ワイワイしながらご飯を食べるのがメイン、にもなりつつありますが(笑)

ジャンル、国籍、年代をランダムに選んでいる私達の読書会は、英語の勉強もさることながら、自分のテイストでは出会わなかった本や作者に出会えるという嬉しい会になっています。
他のメンバーはそれぞれ、外資系金融、製薬会社、コンサル会社でバリバリ!!!働いている超多忙なみなさんなので、、、読破できなかったり、一冊を進めるペースが読書会数回分になることも多々ありますが。継続は力なり。

去年のTOUCH FOR WORLD International Week2011の第一回世界自然療法シンポジウムでは、パネルディスカッションでウィスパリング通訳をボランティアで引き受けてくれた、公私共に頼りにさせてもらっている有難い仲間。

スピーカー達の裏で日英通訳をしてくれている仲間達。ありがとう!お世話になりました。

また次回の読書会の日にちを調整中。

さて、秋の夜長☆
背表紙を眺めながら、どれから読もうかな〜とお茶を片手に楽しい迷いタイム。

でも、アロマトピアに掲載する予定のスパイスの本や史料、原書もそういえば居間に積みあがっているのだった・・・

休日は読書三昧、執筆三昧になりそうです。

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自然療法の国際総合学院 IMSI
公式サイト:http://www.imsi.co.jp/
11月&12月のセミナーはこちらから

触れることで世界とつながる一週間
TOUCH FOR WORLD International Week 2012
いよいよ12/1開催です!
公式サイト:http://t4wintlweek.com/
公式facebook ページ:http://www.facebook.com/T4WInternationalWeek

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