こんにちは。
先週末5日から二十四節気の二十三番目、小寒に入りました。
寒さの始まり、まさに暦通り!土曜日の朝はとっても寒かったですね。
第六十七候は「芹乃栄(せりすなわちさかう)」。
今日、1月7日は「人日の節句」で、
邪気を祓うために七草粥をいただきますが、
せりはその春の七草のひとつですよね。
季節や動植物の動きを短文の形で教えてくれる七十二候、まさに~と毎回納得しきりで楽しくなります。
太陽の運行を元にした季節をこうして確認しながら暮らしてみると、
日本は真に情緒と自然が豊かな国だな~とうっとり☆します^^
今朝は早めに起きて、玄米をコトコト火にかけて七草粥の仕度をしながら、
今月の課題図書である論語(The Confucian Analects )を読むひとときを。
中国古典、簡潔な言い回しの中に、深イイ!教え、諭がいっぱい。
新聞ではじめる朝とはまた違った刺激。
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正月休みの間には、湯島聖堂に行ってきました。
http://www.seido.or.jp/index.html
神田明神にお参りに行った帰り、たまたま「ここナンダロ?」ということで、立ち寄ったのですが。
ここがあの学問好きな将軍綱吉によって立てられた、
儒学振興、文治政治の象徴である昌平坂学問所跡とは、まったく知りませんでした。
東京に暮らしていても、出かけないとわからないことばかり^^;
論語を一冊買いたいと思っていたタイミングだったので、引き寄せたかな?
宥座の器(ゆうざのき)も初めて見ました。
壷が中央にぶらさがり、水を汲んで入れるという簡単な装置です。
からっぽでは傾いてしまい、水を注ぎすぎると覆ってしまう。
ちょうどいい塩梅、均衡が取れる状態、
その加減や数量的な感覚を比喩的に体験して、実感できます。
孔子は、この器を身近に置き、
人生におけるすべてのことにおいて、無理をすることや満ち足りることを戒め、
中庸の徳、謙譲の徳の大切なことを教えていたとのこと。
国際部として、
海の向こうの文化に触れ、
言葉でその国を知り、
他国の叡智を学ぶほど
日本人として、
昔ながらの暦をなぞらえること、
風習や食文化を踏襲すること、
思想の原点となった東洋哲学を読みたくなったり
原点回帰のベクトルの働きがいや増したように思います。
そして、漢詩もまた外国語。
解説書も翻訳書の一種。
西洋哲学書の解説書に比べて、
論語の対訳はやっぱりしっくり親和性が高いように思うのは、
東洋文化自体にルーツをもつ言葉や習慣だからなのかな?
んんん、、、わかりませんが・・・^^;
私も翻訳者のはしくれとして、
読み手の日常にすっと馴染みのよい言葉選びを心がける、よい勉強になります。
何度も読み返しながら、1ページずつ、少しずつ。
生活の中にちょっと哲学でメディテーションする時間を味わっている新春です。
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