こんにちは。
今日は立春。
去年からフォローしはじめた二十四節気七十二候を、
昨日まではカウントダウン。
今日からはカウントアップしていきます。
第一候は「東風解凍(はるかぜこおりをとく)」と読むそうです。
東からは春がやってくるのですね。
「東風」は「こち」とも読まれて、和歌の世界では春の季語。
自然療法の世界でも馴染みが深い五行説の考え方でも、
東と春は「木(もく)」の要素、色で言うと緑で表されます。
(臓腑は陰が肝臓/陽は胆嚢、器官は眼、感情は怒り。お肌のトラブルは・・・ご興味ある方、続きはこちらから)
古代、大陸に暮らした人たちが、
森羅万象、自然界を五つの要素に分けたときに
東と春を結びつけた思想の背景はなんだったのだろう?
答えの出ないなぞかけをしながら、
今日の温かくどこか不安定な雲と風に、移ろうものを感じます。
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旧暦では大晦日の昨日。
逗子の延命寺に出掛けて、節分会星祭りに参加しました。
毎年母が行って、福豆とお札をもらってきてくれているのですが、
今年は年女のワタクシメも、初めてのお供。
よく勝手がわからないまま、母のリードに任せ(笑)
連れられるまま、ぼけーっと本堂に座っていると・・・
お線香のサンダルウッドが心地よく気持ちを和らげはじめてくれているのに気づきました。
香りって、
光や音に比べると、
極端なアクセントがつかないsubtleな刺激なんだなーと。
瞬時に時間軸を超えて、
パズルピースのように散らばっていた心と記憶を紐付けてくれるから、とても不思議。
アロマセラピーでも香りと脳、記憶の相関性とメカニズムについては学びますが
道理。
古今東西、あらゆる祈りの場で香りが欠かせない理由を
こうして改めて気づいたり、身体が分かったり。
祈祷では般若心境を繰り返し声に出しながら、
(ぎゃーてー、ぎゃーてー・・・うーーん、意味分からない)
なんて、思っていたら隣の母が暗唱してるからびっくりww
「だって、20年以上よ」
だそうで。
キャリアが違う^^;
何回も繰り返すとちょっとチャントみたいで
発する声が自分に響く感覚が心地いい。
12月31日は、
なんだかそんなに格別感なく、淡々と過ぎ去りましたが。
リチュアルを済ませ、
厄払いをした昨日は、まさに大晦日感満載。
今日から新年。
朝一番で明治神宮にお参りに行き、鎮守の森で静かに祈ってきました。
ぽつぽつと、参拝客が。
それぞれの祈る気持ちに敬虔な思いが宿っていたからでしょうか。
合わせる手、下げる頭も厳かな空気がまとってくれました。
常にここから。
2013年、代謝上げて元気にいきます。
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