こんにちは。
またまた寒くなりましたね。
三寒四温の四文字がいろんなところで踊っていました。
しんみり・・・
な、気持ちを書いてみます。
社会人になって2年目のある日。
我が家に4ヶ月のラブラドールくんがやってきました。
チョコレート色のオス。
「ろく」と名づけられました。
前に10年一緒に暮らしてくれたワンコちゃんが
「りく」だったので。
らりるれろ・・・で
ろく。
生まれてしばらくブリーダーさんのところにいて
すくすく育ってたので・・・
初対面の印象は
「うわ、でっか!」
マメ柴くらいの大きさで
四肢はまだ幼犬特有の太丸っこさが残っていたものの、
腕の中で抱っこできる赤ちゃん、
っていう時期は過ぎていました。
彼も初めて出た世界で、
知らない人たちとの突然の暮らしに戸惑ったのでしょう。
警戒心と、躾けられてない行動で
お互いに心をつかむタイミングが難しかったのを覚えています。
股関節が弱い犬種のラブラドール。
初めての2人散歩で、近所の親友のうちに挨拶に行ったら、
そこのお宅のアプローチの階段が上れなくて(笑)
親友のお母さんが「こんな犬みたことないよ~」
と、大笑いしながら
ろくに階段昇降トレーニングをしてくれたのでした。
ろくとの時間には
笑ったり、感心するエピソードがいっぱい。
ろくが家族に加わってくれて、
無精だった父にも、朝の散歩の習慣がついて、
近所では「ろくちゃんのお父さん」として知られるようになり、
引退生活でも犬つながりで新たな社交の場と、仲間ができました。
動物嫌いな母は
最初から苦手意識が露わで、どうなることかと気を揉みましたが。
娘が出て行った家で、ひとり寂しくなかったのは
お母さんを大好き!なろくが、
いつも真っ直ぐな瞳で庭から窓硝子越しにリビングにいる母の姿を追っては、懐こいキャラクターで手を焼かせてくれたからじゃないかな。