家族 Family

farewell

こんばんは。
暦に追い越され、風や花、光に手を引かれている日々でした。

2月19日。
日付が変わって間も無く、
ろくが息を引き取りました。

最期の時間
もう残ってないはずの力を四肢にこめて立ち上がり、
一歩、二歩と歩いて・・・

横で転寝していた私を起こしに来てくれて

出会って、家族になってから初めて
抱っこがキライなろくが、
腕の中に自分からきてくれて、サヨナラをさせてくれたのです。

苦しそうな息遣いでも、
静かに、
12年の思い出話を子守唄に聴いてるかのように、
そっと、召されました。

昼前から大好きな雪が降った日でした。
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まだ、
うまく書けなくて、
触れることができなくなったこと
色んな感情と現実が
ストンと収まりきれてないのですが。

うちの実家の庭と、
御近所の公園の景色を見ながら生きて

うちの家族と、
御近所のお仲間に囲まれて暮らし

やんちゃしたり、
困らせたり、
笑わせてくれたりしながら、
いつも居てくれた存在。

特別なことは何もしてあげられませんでした。

でも大切なワンコでした。

闘病中、一緒に過ごした日々を
ブログやfacebookを通じて
たくさんの方に共有させていただき、
色んな方に気に掛けていただきました。

この一週間、
思い出に付き合ってくれたり、
気の済むように見守ってくれたり、
肩を貸してくれたり、
一緒に泣いてくれたり、
温かいコトバをたくさんいただり。

家族をはじめ、御近所の皆さん
親友、同僚、仲間。
色んな方に支えてもらいました。

ありがとうございます。

先週。
影送りができるくらい晴れた日に
見送りました。

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朝や夕方、
ろくに似た犬の姿をみると
寂寥感に勝てなくなりますが・・・

ちょっとずつ。
ろくちゃん、ありがと。