ご無沙汰していました。 啓蟄の末候、第九候は「菜虫化蝶(なむしちょうとなる)」。 青虫が、春の到来と共に菜の花の周りをヒラヒラ舞う蝶に、艶やかな七変化を遂げて 田畑に彩をもたらす光景が目に浮かびます。 3月は、 日本では年度末、卒業、異動、引越しの月。 旧暦「弥生」のほかも異名は数多くあり、 「桃月」、「春惜月」とも呼ばれますが、 個人的に「夢見月」がこの3月の半分以上を占める魚座にピッタリ!と思います。 (12星座を人の一生になぞらえる西洋占星術で魚座さんのkey phraseは「I believe 我、信じる」。精神世界の星。) 私が暮らした英国では 母の日、セントパトリックデー、年によってはイースターの月。 英語のMarchは、ローマ神話で農耕と戦いの神、マールスが語源で、 ヨーロッパ諸言語で似たような表記でなじみやすいですが。 アングロサクソンの言語では その昔「Hyld Monath」 英語に直すとStormy month=風の強い月 と呼ばれていたそうです。 Continue reading
Monthly Archives: March 2013
吉報 exciting news to share
こんにちは。 春うらら。鼻むずむず。 弥生も7日過ぎていました。 一昨日からは二十四節気は「啓蟄(けいちつ)」 初候の第七候は「蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)」というようです。 長い冬眠から目覚めて動き出す虫達が、土から顔を出す様子。 こんこん、と春のトビラをノックすることに喩えるとは。 美しい言葉を話す国に生まれた誉ですね。 === 今日の東京地方は淡い色のスプリングコートを買いたくなるような、 そんな陽気です。 次候は「桃始笑(ももはじめてさく)」ですが、 一足お先に、我が家には 「桜二重笑」の吉報が! Continue reading