こんにちは。
春うらら。鼻むずむず。
弥生も7日過ぎていました。
一昨日からは二十四節気は「啓蟄(けいちつ)」
初候の第七候は「蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)」というようです。
長い冬眠から目覚めて動き出す虫達が、土から顔を出す様子。
こんこん、と春のトビラをノックすることに喩えるとは。
美しい言葉を話す国に生まれた誉ですね。
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今日の東京地方は淡い色のスプリングコートを買いたくなるような、
そんな陽気です。
次候は「桃始笑(ももはじめてさく)」ですが、
一足お先に、我が家には
「桜二重笑」の吉報が!
次姉の息子、
高校三年生の甥が無事に志望校に合格したとのこと!
Hurrah-! Hooray!
義兄から家族宛のメール、最初の一行以降、涙でにじんでよく読めませんでした。
中学三年生の甥も先週、無事に第一志望から合格通知が届き、
アニの健闘を家族みんなで、祈っていたのでした。
振り返れば、2年半近く前。
2010年11月6日。
母(ババ)、私(オバ)と甥(アニ)の3人で、冬が始まってシバれる寒さだった札幌に、
甥の志望校見学と称した3人旅をしたのでした。
千歳につくとその足で
北大キャンパスに出掛けて、
学食に入って3人で食べたり、
生協でグッズを買ってみたり^^
学内で開催されていた「北海道経済学会シンポジウム」に潜り込んで聴講したり(笑)
高校入学して間もなく、
練習中に怪我をしてしまい、運動部を続けられなくなったときに
「受験に向けて、勉強することにするよ」
と、潔く進学準備に気持ちを切り替えた彼。
先生方からのアドバイスもあり、
ちち(義兄)が北国の出自ということも手伝ってか
「北のほうがしっくりくるんだよねー」
16歳、少年の面影が消え始めた顔で、そう言っていたっけ。
ひとしきり見て、自分の足で憧れの大学を回ってみて、満足したように・・・
「ここに入りたい。ぜったい、頑張るから。つれてきてくれて、ありがと。」
と、言ってくれた顔を眩しい思いで見つめたことがつい昨日のようです。
次男君は、
「おれ、高校いかねー、勉強ニガテだしよー」
なんて、言っていたのに(笑)
野球で一生懸命がんばって、
県の選抜に声がかかったのが去年の夏。
腕に覚えのあるメンバーでの強化合宿でもまれて、
「上には上がいる」ことを肌で感じた、成長の1年だったようです。
やればできる、続ければ伸びる。
その気持ちと経験を、
バットとグローブを置いて
鉛筆と教科書に持ち替えて
試験も、面接も勝ち抜いたんだね。
二人の受験生の
健康管理、精神的なサポート、
家族全員のケアをずっと続けてきた姉と
大黒柱として家族を守ってきた義兄。
立派に育てて、
心から尊敬します^^
ありがとう。
高校時代は宝物のような3年間。
大学時代は財産となる4年間。
二人が迎える4月、そして、
これから過ごしていく新しい時間と環境が
平和で美しく、健やかなものであり続けますように。
オバはそっと見守り続けるぞ~^^