六十八候 水泉動 しみず あたたかを ふくむ
68th season of our ancient calendar “The Springwater holds warmth.”
行間を読ませるように詩的で、読みを知ったらその光景に思いを馳せずにはいられず、空想旅に誘うチカラを感じるから、七十二候に魅せられてきました。
刹那の中にも繋がりがある、そう気付かされ、また次の五日間に違う視野を与えてくれる。
来年はどんな変化の中で巡ってくるかな。
==+=+==
「カバンの中身の多さは不安に比例する」
そんな記事を読んで、昨日は出勤前のひと時、時折自分時間を過ごすのに立ち寄るいつものカフェで、通勤バッグの内容検め・写真に収めてみた。
財布、手帳、定期、鍵
手袋、襟巻き、手拭い、ちり紙、眼鏡
弁当、水筒
そして、
ポーチが2種類。
メイク用品と、セルフケアアイテム各種。
3.11の震災以降、特に意識して携行するようになったのが、水筒、眼鏡に加えてこの「セルフケアアイテム各種」。万能な精油に、レスキュークリーム、ツボ押し棒とミニチャート集、温灸。
写してないけど、
使い捨てマスクとカイロ、生理用品、ピンセットも常備。
実は、人工呼吸用シートと、笛も持ち歩いていた時期もある。
…
冒頭のコメントに諾かない訳にはいかない…
1行目の必需品だって、ご時世を考えればスマホ一台に集約できるんでしょうけど。
電気の供給が途絶しないとも限らない、と、心許ないからtangiableな状態にしときたくて。
とか、いくらでも理由がつく。
整理して軽量化を試みるつもりが、あれこれ躊躇いを払拭しきれずにタイムアウト。
整理できたのは、自分が意識している憂いの対象と正体。それが確かに、携行品に反映されていて。
ミニマルに暮らす、をテーマに掲げた2017年。
それは自分の中に見えない「安心」を増やす道程なのかもしれない。
個人的には新しいdecadeに移り変わる元年でもあるから…
小さなリフレクションを小さく重ねて、やがて大きなレメディエイションに成るように。