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身体始癒  The pheasant first calls

69th season of our ancient calendar.

Hope it’s call isn’t for any shakes nor quakes, but for the romantic one telling us spring is just around the corner.

六十九侯、雉始雊。

キジは地震を予知して鳴いたとか。冷たい冬の寒空にけたたましく甲高い声で天変地異を報らされたなら、文字通り凍てつく恐怖感に襲われそうなもの。

犬猿同様、いかにも一般的な動物だと言わんばかりに桃太郎にも登場し、国鳥でもあるけれど、現代の暮らしの風景には不在感しかないキジ。

昔昔、あの美しい姿が身近にあった景色は、どんなに優雅だったことだろう。

春先にケーンケーンと雄が鳴いて求愛をすることから、寒さ極まる小寒の末候となったとの説を知る。

古えのアジア人が森羅万象から軸を推す感覚は、キジの姿と同じく、今を生きる我々の日常から離れていってしまったような。

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生まれ育った街で、一泊2日の実家族で新年会と誕生日会を兼ねた旅行。

昨今の総合エンタメ施設としてのスーパー銭湯のエボリューションは見事ですね。

遡ること10年前、かつての勤務先も六本木の某温浴施設のスパブースでリフレクソロジーとベッドスパメニューを提供してスタッフを常駐させていました。

当時、私も週2回程度シフトに入れてもらっていた時期もあり、修了間もない新米の身の上で貴重なセラピスト現場経験を積ませてもらいましたっけ。

さて、昨夜は親子三代、大人+小人の総勢12名で飲み食い、遊んで騒いで、の末の夜更かし。
子どもと主人が寝静まって日付が変わる寸前に、こっそり部屋を抜け出して癒し処にいそいそと。

タイ古式マッサージを受けたくて受けたくて、この機会を手ぐすね引いて待ってましたー♪ だったわけです。
…ところが。

盛況な館内、湯上がり後のリラクゼーションは大人気で。

件の枠は「3:30なら空いてます」

え?早いの?遅いの⁈ ってな時刻を告げられ目をパチクリ。

そ・そんな時間まで勤務しているなんて…

と、思わず労働者側の事情が気になるのは、染み付いた前職業病(笑)
仕方ないから第一希望は諦め、直ぐに入れる英国式リフレクソロジーで手を打って、リラックスしてから寝よう(^ ^)

あらー、ホットストーンフェイシャルリフレクソロジーなんてオプションあるのね♪ バイポーラ効果と石の深部温め効果で益々緩みそうだー、ラッキ〜〜♪


…と浮かれたのも束の間。期待が大・大・大・大ハズレ‼︎

デモンストレーションモデルとして実技クラスで講師の見本と生徒さんの練習台で受け年増にしてもらったおかげで、自分がいかに技術チェックに長けた贅沢カラダになってしまっているかスッカリ失念していたのが間違いの元。

タオルワークからガッカリが始まり、石の温度も残念、時間潰しエフルラージュ多用の白け間合いばかりで、突っ込みどころ満載の施術に、イライラモヤモヤがつのりまくり…

(ーー;)

60分、一度も深呼吸できなかった…

これは3:30に起きてでもタイ古式マッサージ受けなきゃ気が済まないぜ…

と、一旦部屋に帰りアラームセットして仮眠。

からの、執念⁇(笑)の目覚め(笑)で、眠気眼のままブースに出向き最終受付の枠に入れてもらいました(^ ^)
結果、大満足!


ヨガやセルフストレッチじゃ叶わない解れ感と伸び感はクセになる快感で、タイ古式マッサージは大好きなんだけど、可動域の塩梅見極めが要で密着度が高い技術ゆえ、下手なセラピストや口臭エチケット意識のないプロに担当されると悲惨なことこのうえない博打メニューにも転じるわけで。

気楽に受けるにはハードルが高いし、落胆からのリカバリも考えるとなかなか躊躇ってしまうのだけど。
昨日の担当さんは相性良かったー。温い布団を抜け出した価値あり、緩るユルに仕上がってからの二度寝の至福ったら。


宿泊型温浴施設ならではの楽しみを満喫できました。

けんもほろろに酷評したリフレクソロジーだけど、一つ満たされたのは首を念入りにホットストーンで流してくれたこと。

寒波の中、外遊びで冷えて縮こまった首肩周りにはジンワリきました。

足・顔のアプローチは、やっぱりソレンセン式が秀逸だな…と、再認識したのも功名かも?!(笑)