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真冬に恋しくなる雪山 The mountain stream freezes over

71st season of our ancient calendar, 2nd period in Major Cold.

Watching the weather forecast and learning downfalls in the west coast of our island, kind of gives me a sense of relief –  it’s winter, it’s four seasons, it’s Japan.

Can’t wait for the skiing holiday.

 
第七十一候 水沢腹堅  さわみずこおりつめる。

その凍てつく情景の実、夕暮れの時間や木々の蕾にそっと春の仕度が進んでいる気配があるようでいて、襟元や足元は日に日に重装備で冬本番に向かうよなアベコベが共存する時季。

乾いた寒空にさらされて、銀世界が恋しくてたまらない関東人。

日本海側に暮らす方々からすれば、ゲレンデで戯れるだけの都会人に分かるまい、な、心境かもしれないけれど。

雪は大地を潤す「五穀の精」と言われるそう。大雪に見舞われる年は豊穣だとか。

六花の美しさに魅了されるのは、遺伝子的記憶でも真っ当に農耕民族だからなのかもしれない。いやはや、それも太平洋側に産まれた無い物ねだりだけかもしれないけれど…(笑)
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来月、4年ぶりに新潟に出掛けることになった♪
「家族」で雪国レジャーなんて、生まれて初めて!

実家族は誰もウインタースポーツを嗜まないし、いわんや雪山登山。

原体験があるわけでもなく、環境の影響もゼロなのに、なぜか昔からカナダの山脈や不毛の極地にやたらとfantasyがある私。
受験の根性なく推薦に日和った高三の冬、「滑る」も「転ぶ」もカンケーない進学決まり組みで集まり、形だけ流行りに乗りたくてスノーボードに挑戦したのが初めての雪山遊び。

運動音痴の屁っ放り腰に羞恥心も無くなった三十路手前、冬登山に惹かれつつも身一つで登る怖さと天秤にかけた結果、リフトに運ばれて頂きに行ける手軽さからスキーに目覚め。

不純⁇ な動機。

スキーそのもの、より、対面の雪山を眺められるから、雪山の高みに居たいから。その一心。

上達しないわけだ(笑)

だから、毎年冬は多かれ少なかれ雪遊び。専ら友人・知人と出掛けてきた歴史の中で、夫・息子のユニットで計画するのは新鮮な感じがして(^ ^)

恐らく、いや、間違いなく!リフトに乗らず終いの雪遊びレベルで、メインフォーカスは新幹線デビューになるんだろうけど。
息子にも、吐く息の白さに驚き、舞い散る華が掌で溶ける様に歓び、一面純白の大自然に佇み。そんな経験をしてもらいたい。小さな身体で何かを感じてくれたなら、それだけで母は満足かな。


もちろん、主人の鮮やかな滑降も楽しみだけど、ね。
雪が解けて斜面ジャリジャリガリガリになる前にふかふか〜きゅっきゅっ!な塊に会えますように。